冬のドイツ語コースが始まる
2009-11-13


先月末から、ゲスト研究員向けのドイツ語会話コースが再開されました。

前回の夏セメスターは無料だったのですが、この冬セメスターからは急きょ有料となりました。 受講料は、週に2日、1回90分授業で150ユーロと、まだ安い方なのでしょうか。 とはいえ、大学のゲステハウスの家賃も上がっているようですし、ドイツでも不況の影響は深刻なようです。

ちなみに、ドイツの大学の多くは公立(州立)大学で基本的には授業料も無料なので、大学の財政基盤は税金からの補助金で成り立っています(ただし、現状を詳しく確認したわけではありません)。 ですから、昨今の不況による税収減の影響をもろに受けているのではないでしょうか。

これに対して日本の大学は、当校も含めて私学が多く、(もちろん私学助成金を頂いてはいますが)相当の自助努力が求められます。 さらに国公立大学も年々授業料が上がっており、私学との開きが小さくなってきています。 日本の将来を考えれば、せめて国公立大学の授業料だけでももっと安くするべきではないでしょうか(もちろん私学助成金の増額とそれによる授業料の減額も将来的には必要だと考えます)。 ドイツでできることがなぜ日本ではできないのでしょうか。

話がそれてしまいましたが、自身で授業料を支払うと、それだけしっかり授業に取り組もうという気がしてきます(貧乏性なのでしょうか…)。 前回もあまり休みませんでしたが、今回はより一層しっかり取り組みたいと思います。

[ドイツでの活動]
[担当者のつぶやき]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット